あのドイツ旅行を振り返る。
初めての海外旅行
私は大学の卒業旅行でドイツに行きました。
なぜドイツかというと、仲間内でなんとなくヨーロッパ方面に行きたい、という話になりましたが第一希望のイタリアのツアーが取れませんでした。そこで、ヨーロッパの中で比較的治安も良く、食べ慣れた食事が多いドイツにしようというように決まったのです。私自身初めての海外旅行ということもあり不慣れなところもありましたが、それなりに楽しめました。まだ旅行が終わってから日が浅いので、写真と共にドイツ旅行を振り返っていきましょう。
遠い遠いドイツに行くには
日本とドイツの時差は7時間あります。距離にすると9043kmもあるそうです。日本からドイツへの直行便は存在しますが、一人当たり+70000円かかってしまうので、ドーハ経由の安価な飛行機で向いました。勿論中東ですから、英語の他にもアラビア語で表記されています。右から左に読むそうです。
また手続きを済ませると、すぐ黄色い巨大なクマさん(?)が迎えてくれました。よく見ると頭から胴体にかけてデスクライトが刺さってます。ムツゴロウさんに怒られそうですね。
ドーハ空港は世界有数の巨大なハブ空港ですので、深夜でも沢山の人で賑わっています。中東の人だけではなく、ヨーロッパ圏の人、そして我々と同じアジア人も乗り継ぎの便を各々の過ごし方で待っているようでした。
カタール航空を利用しましたが、乗り継ぎ時間が1時間なのでうかうかはしてられません。日本からドバイまでの約12時間のフライトを済ませたら、さらに7時間の移動が待ち構えてます。計19時間飛行機での移動は辛いだろうと思うかもしれませんが、世界一の航空会社なだけあって思いの外快適でした。
機内では座席前方のディスプレイで最新の映画やゲームなどを楽しむことが出来ます。映画だけでも300タイトル以上ありましたので、退屈で困るということはないですね。また2回出た機内食もなかなか美味しく、アルコール等も飲み放題だったのはよかったです。
フランクフルトに到着、ドイツの食事について
長いフライトを終えて、着陸したのは昼過ぎ。行きだけは現地ドライバーの送迎付きです。ドライバーが私達を見つけるや否や「Go」とだけ言われ車に載せられました。やたらぶっきらぼうなドライバーでしたが、同席したのが東京の大学生でしたのでドイツの話で盛り上がったのを覚えています。
ホテルにチェックインし、シャワーを浴びてリフレッシュしました。ドイツ料理の事前調査で「とにかく肉とジャガイモとビールしかない」と書いてあったのをみつけました。なるほど、ジャーマンポテトという食べ物が生まれたのは必然なようです。
正直料理に関してはあまり期待してませんでしたが、かなり美味しかったです。下の写真は白ウィンナーです。日本のものとは違い、半分に切り皮を剥いて食べるのが主流だそうな。
このビールは1Lあります。ドイツクオリティーですね。
他にもシュニッツェル(ドイツ風カツレツ)やピザなどもありました。写真からわかると思いますが、一皿一皿がとても大きいです。この食事以降は二人で一皿頼みました。
また食事をしたビアホールでは毎日金管楽器による生演奏が行われていて、音楽に合わせて皆手拍子を叩きます。平日でしたが大変賑わっており、日本では到底見ることがない風景でした。
ここでレストランでの私の写真を紹介しましょう。
明らかに様子が変です。白目になっているのは過度な疲労と、料理への期待から得られる高揚感によるものだと思われます。絶命しているわけではありません。
ドイツでの観光
勿論、旅行ですから観光地も様々なところを周りました。
ドイツの大都市には市庁舎(日本で言う市役所)とその付近に広場があり、そこが主な観光スポットになっています。市役所が観光地になりえるのか、と疑問を抱くかもしれませんが、バロック様式のとても美しい建物です。
夜もライトに照らされて壮大でした。
次は世界遺産のケルン大聖堂です。写真では伝わりにくいですがとても大きかったです。ミサの時間もあってか、観光客の他にキリスト教信者の方々が祈りを捧げてらっしゃいました。
次はノイシュヴァンシュタイン城です。名前だけ聴くとパッとしないかもしれませんが、シンデレラ城のモデルになった城と言えばイメージしやすいでしょうか。この城はドイツ南部のほぼ国境付近に位置し、アルプス山脈に囲まれています。これを作った王様は孤独を好み、生涯をこの城でひっそりと暮らしたのだとか。この背景を知ると、壮大な中にも哀愁があるように感じますね。
最後は現地の様子を紹介します。これは電車の窓から撮った風景です。緑の芝生に赤レンガがとても映えます。また住宅の他にも小さな小屋が乱立しているのがいくつも見受けられました。後日調べたところバーベキューをする建物らしいです。なんとも贅沢な土地の使い方でしょうか。
これはスーパーで売ってあるビールです。どれも500mlの瓶ビールが1ユーロほどで売られていました。種類も豊富で羨ましい限りです。
たまたま通りかかった広場で子どもたちが遊んでる様子です。旅行という非日常の中にもしっかり日常が存在しているんですね。
ドイツ旅のまとめ
ドイツは海外が初めての私にとって、とてもいい国でした。その理由として、
- 治安が良い
- ご飯が美味しい
- 英語が通じる
これらの3つが挙げられます。もし初めて海外旅行をする方は、これらを重視して行き先を決めると良いかもしれません。
一回行けば海外は満足するだろうと思っていましたが、いざ行くと他の国に行ってみたくなるものですね。また行く機会があれば、旅行記を書いていこうと思います。